大丈夫？食事制限ダイエットのデメリット！

そもそもダイエットとは、強い意志を持ちある程度の期間を覚悟した上で結果を出すものです。
ただ、結果が出ないことからイライラして食べるのを我慢できなくなってしまう方、意志が続かずにまた食べることを続けてしまう方など途中で折れてしまう方が非常に多いこともまた現状です。
そんな前情報を持って初めてダイエットを試みる方や、体重の増減が顕著に表れる成長期の若い女性の間で流行したと言われているのが先ほどの危険とまでされるダイエット方法です。
更に近年では、その度合いと年齢に関わらずお薦め出来るものとはされていません。
では、なぜそこまで流行していたものが危険とされているのか、恥ずかしながら筆者がダイエット方法を調べる過程で知った情報を少しばかりご紹介させて下さい。

ダイエットと言えば、ご飯を減らすなんて考え方がどうしても根強いです。
筆者自身、若いころは恋をする度に、「お米は食べない！」「お肉も我慢！」なんて騒いでいた記憶があります。
そんな考えの何が良くないのか、簡単に言うと栄養が足りない。
ただ、それだけなのですが、それでは説得力の欠片もありません。
難しくならない程度に、もう少しだけ詳しく書かせて下さい。

わたしたちは1日の間で、例え寝ていても必ず体内でエネルギーを消費しています。
これを基礎代謝なんて言い方をします。
ダイエットで無理に食事制限をすると「痩せる」というより、生活に必要な筋肉量が落ちることにより「体重が減る」ことから始まります。
減ったのだから良いと考える方も多いでしょう。
しかし、1番お伝えしたい事はここから。
この筋肉が減ってしまうと、運動をしない限りは絶対にエネルギーが消費出来なくなってしまいます。
そして、このエネルギー、身体に良いものにも思えますが、なんと消費出来ずに体内に溜まると女性の永遠の敵「脂肪」に変身するというかなりの厄介者だったのです。

更にはこの脂肪、ただご飯やお菓子を食べて身体に溜まる脂肪よりも何倍も落ちにくい性質を持っているという迷惑極まりない存在です。
元々、女性は筋肉ではなく脂肪がつきやすい性質を持ち、落ちにくい脂肪が溜まれば溜まる程に太ってしまうという原理です。
簡単に言うと、食事制限をすることでかなりの確率で太りやすい体質になります。
これが良く聞くリバウンドの大きな原因の1つです。
そして、ダイエットをした意味さえ無くなってしまう様な症状が出る方も多い、もう1つの危険な原因。
それがホルモンバランスの崩れです。

ダイエットを志す多くの女性は、ただ体重を減らすだけではなく理想の体型に近づく為に努力をするのです。
しかし、このホルモンバランスが崩れると女性ホルモンが崩れます。
皆さんもご存知でしょう、女性ホルモンは出るところは出て、締まるところは締まる女性の理想体型になる為には必ず必要なものです。
それが崩れるのですから、例え痩せたとしても失礼な話が寸胴体型になりやすく、それを治す為には相当な労力を費やすことになります。