トップ みんプロプラス バックナンバー(2015.6) 芸能人の間でも話題のファスティング効果とは?

芸能人の間でも話題のファスティング効果とは?

アスリートや芸能人の間でも話題になっている「ファスティング」
最近では、健康や美容維持のために、ダイエット方法の1つとして取り入れる人も多いようです。
そもそも理想なダイエットは、食事を3食しっかりと摂りながら、食べた栄養素をしっかりと吸収、そしてデトックス(体内に溜まった毒物)を排泄するなどといった代謝機能がしっかりと行われることです。

話題のファスティングとは?

日本語で「断食、絶食」することを意味しています。
断食と聞くと、水以外は全く摂らない古来の民間療法の断食だと思いがちですが、現代のファスティングは、まったく違います。
主に食事の3食の1〜2食を、体の負担にならない食事(酵素ドリンク、ダイエットドリンク)に置き換えることで、代謝機能やデトックス(体内に溜まった毒物)効果を高めるダイエット方法の1つです。

ファスティングのやりかた

ファスティングのやりかたは、基本は3食のうち1〜2食を体の負担にならない食事(酵素ドリンク、ダイエットドリンクなど)に置き換えます。
ファスティングする前の準備期間中(3日間〜1週間)は、なるべく油、お酒、肉などの高カロリーなものを避け、「まごわやさしい」食材を使った料理(豆類、野菜、魚、イモ類などを中心とした料理)を食べるように心がけます。
準備の期間が終わったらファスティング(1〜2日を目安)開始です。
ファスティングで酵素ドリンクを利用する人が多いようですが、いろんな種類がありますので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
またファスティング中は、水分を多めに摂るようにして、激しい運動は控えます。

ファスティングの重要ポイント

ファスティングダイエットをした後は体の回復期間になり、ここが一番大事になります。
通常の食事に戻すための準備期間(3日〜1週間目安)がここから始まります。
特にリバウンドを防ぐには、1日目の食事には要注意です。
1日目は、体が飢餓状態になっているようなものですので、脂質や糖質を取り過ぎず、胃腸に負担がかからない玄米のおかゆ、うどん、野菜のポタージュなど消化の良い食べ物を摂取すると良いでしょう。
また、2日目以降は「まごわやさしい」食材を使った料理を続けていくと良いです。

ファスティングの効果について

人間は、食事により栄養・水分を補給することで、体の代謝機能などを高めます。
しかし脂肪の多い食事や食べすぎは、逆に臓器に負担を与えてしまいます。
特に「腸」は第2の脳と現代は呼ばれるほど、体全体の健康に影響を与えている臓器だと言われています。
ですから食事の一部を、体の負担にならないファスティングに置き換えることで、消化で使われるエネルギーを抑え内臓を休ませ、使わないエネルギーを排泄機能にまわすことで、デトックス(体内に溜まった毒物)の排泄効果が高まります。
デトックス効果が高まることにより腸内環境の改善、免疫向上、便秘解消、肌荒れ予防、血行促進、ホルモンのバランスを整える、更に効率よく栄養・水分を吸収されていきますので新陳代謝機能が高まり、アンチエイジング予防やメタボリツクシンドロームの予防・改善などにも役立ちます。

ファスティングは、体の健康を考えて断食をする時期を慎重に選ぶことも大事です。決して無理をせずに、上手に取り入れることにより美・健康維持に役立っていきます。

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