トップ みんプロプラス 節分は恵方巻き、ひな祭りはちらし寿司。行事の食事

節分は恵方巻き、ひな祭りはちらし寿司。行事の食事

もうすぐ節分、豆まきが行われます。
鬼は外~、福は内。
年の数だけ豆を食べて健康でありますようにと願います。
でもここ最近では、いつの間にか恵方巻きが頭角を現せてきました。

恵方巻きが主流になったきっかけは

全国的には意外と知られていない、恵方巻きの風習。
元々は関西の海苔屋が、節分の時期に海苔が売れないため、その年の縁起のいい方角、つまり恵方を向いて太巻き寿司をかぶりつかせました。
それが根付き関西地方の風習となりました。
それを広島県のセブンイレブンが仕掛けたことによって、後々全国に広まるきっかけとなったのです。
バレンタインデーにチョコを渡して告白するというイベントやハロウィンに仮装するイベントと、広まるきっかけは同じですね。

全国に広まるまでは約10年の歳月が

広島県のセブンイレブンが仕掛けたのは、1989年のことです。
恵方巻きの風習を地道に広め、1998年に全国のセブンイレブンで販売することになりました。
今から18年前の話です。
割と最近の話ですね。
2016年の恵方は南南東です。
まだ試していない人はチャレンジしてみては。

節分の次はひな祭り

ひな祭りと言えば、蛤のお吸い物とちらし寿司でしょうか。
蛤のお吸い物の由来は、蛤は二枚対の貝殻でなければぴったり合わないことから、仲のいい夫婦を表します。
一生一緒にいてくれや、です。
ではちらし寿司はいかがでしょうか。
実は明確な由来がありません。

なぜちらし寿司が定番になったのか

ひな祭りは、女子のお祝いの日です。
ちらし寿司の具材には、錦糸卵やいくら、エビなど色合いがかわいらしく華やかです。
女子にはぴったりですね。
一応具に意味があるようです。
エビ:長寿。腰が曲がるまで長生きしましょう。
れんこん:将来の見通しがいい。穴から先が見通せるから。
豆:まめに働きまめに生きる。だじゃれ。
どこか無理があるような気がしますね。

ひな祭りには、他にも白酒や菱餅などあります。
メイン級のちらし寿司には、定番になる明確な由来はないようです。
恵方巻きのように、ブームを仕掛けることが出来るかもしれませんね。
後20年後には、ちらし寿司以外の何かが定番になってることもあるでしょう。
途中からブームになると抵抗がありますが、生まれた時からあるものは受け入れることは簡単です。
今10歳の女子が30歳になった時、娘にちらし寿司ではない何かを振る舞っているかもしれません。

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