みんプロアンケートの結果発表です。
メンバーの皆さまにご協力いただきましたアンケートの集計結果をまとめてご紹介していきます。
東日本大震災から5年たちました。
みんプロメンバーの皆さまの防災意識に変化はあったでしょうか。
前回調査時(2015年8月調査実施)より、変化はあったでしょうか。
目的: 「防災」に関するアンケート調査
対象: 「みんなのプロジェクト」登録メンバー
実施時期: 2016年2月9日~2月15日
有効回答数: 597件
(複数回答) N=597
全体では「地震」による被災が43.7%と最も多く、次いで「台風」が30.2%、「暴風雨・豪雨」が25.1%となりました。
また「被災したことはない」は46.4%と回答者の約半数が被災経験なしという結果になりました。
前回調査時と比較して大きな変動はなく、落雷のみ下回りました。
(複数回答) N=597
被災経験者の防災準備です。
「携帯ラジオ、懐中電灯などの準備」は前回と変わらず93.1%と、回答者の大多数が準備をしている結果となりました。しかし一部の項目をのぞき、前回調査時よりも割合が減少傾向にあります。
(単一回答)N=367
家庭での備蓄量を、飲料水と食料品について比較しています。
いずれも「2~3日」が「飲料水」は52.0%、「食料品」は54.0%と最も多く、前回調査時と変化はありません。
飲料水、食料品いずれも「4~5日」「6~7日」が前回調査時よりも増加しています。
(複数回答) N=206
全体では、「懐中電灯」が89.8%と最も多く、前回と同様の結果となりました。
前回調査時よりも10%前後増えた項目が、「ホイッスル、ブザーなど」では27.4%→34.0%、「携帯充電器」では25.4%→34.0%という結果になりました。
N=74
過去2年間で参加された防災訓練です。
「避難及び屋内退避に関する訓練」が60.8%と前回調査時よりも増えているものの、「初期消火訓練」「AED使用訓練」「応急救護訓練」など、前回調査時よりも割合が少ない結果となりました。
全体の66.8%が何かしらの変化があったと回答しています。 中には阪神淡路大震災の経験から、東日本大震災以前より意識に変化があったと回答しています。 水や食料の備蓄、防災グッズを揃えるようになったとの回答が多くありました。 一方で、「だんだん薄れてしまっている気がします」「忘れかけていると思う」「今ではあの辛さを忘れてしまい、用意もおろそかになっている」という回答もありました。