みんプロアンケートの結果発表です。
メンバーの皆さまにご協力いただきましたアンケートの集計結果をまとめてご紹介していきます。
・都知事選意識調査【8】 メディアで流れる情報に、候補者への気持ちの変動はあったのか?
・都知事選意識調査【7】 都政が争点となっていないまま都知事選は始まってしまうのか。
・都知事選意識調査【6】 有権者が抱く候補者へのイメージと、選ぶ基準にはギャップがある?!
・都知事選意識調査【5】 候補者の中には、認識違いのまま発言しているようです。
・都知事選意識調査【4】 実施して欲しい政策をどんなものでしょうか?
・都知事選意識調査【3】 あの候補者のイメージはどうなっているのでしょうか?
・都知事選意識調査【2】 メディアやネット上で話題になっている主要候補者の政策方針について
・都知事選意識調査【1】 候補者は三つ巴に絞れるも、不安要素だらけ・・・
みんプロメンバーの有権者、主婦を中心に聞いた都知事選の意識調査、第六弾です。
メディアやSNSでどんどん広がる候補者のイメージです。
投票にどの程度の影響がでるのか?
候補者のイメージと投票についてどの程度影響しているのか、みんプロメンバーに聞いてみました。
目的:都知事選意識調査【5】
対象:「みんなのプロジェクト」登録メンバー
実施時期:2016年7月26日~27日
有効回答数:154件
(単一回答) N=169
小池氏が4.2ポイントダウンで36.1%ですが、依然最も高い結果となりました。
次いで増田氏が3.7ポイントアップの29.0%で、第二位の結果となりました。
鳥越氏は3.4ポイントアップの16.6%で、第三位の結果となりました。
(単一回答) N=61
小池氏は自分の秘書がつくった“ペーパーカンパニー”に、調査費という名目で多額の政治資金を支払っていたという、裏金捻出疑惑があります。
また、自民党を飛び出し無党派であるかのようにアピールをしていますが、現在も自民党籍で離党していません。
政策に待機児童ゼロ対策の一環として、保育士の「処遇改善」を掲げていますが、その内容は空き家をシェアハウスにし、保育士に住み込んでもらおうとしています。
そのようなメディアで取り上げられているネガティブイメージについて、投票にどの程度影響があるのか小池氏を選んだ方に聞いたところ、「裏金捻出疑惑」については、「大きく影響する」が29.5%、「やや影響する」が34.4%と影響する結果となりましたが、「無党派アピール」は29.5%、「処遇改善の手段」は36.1%が「どちらでもない」という結果となりました。
(単一回答) N=49
増田氏は岩手県知事時代に、借金を減らすと公約した結果、任期中に行った投資や事業推進により借金が倍になりました。
さらには東電お抱えの原発推進派で、選挙公示直前まで、東電の社外取締役でした。8日付で辞任しており、その辞任発表は知事選告示前日の13日でした。
また前都知事である舛添氏が、海外視察をする際にファーストクラスを利用していたことについて強く批判していましたが、自身が岩手県知事時代に、自らもファーストクラスを100回以上利用していたとする指摘に対して、ルール的には問題ないと回答したようです。そのようなメディアで取り上げられているネガティブイメージについて、投票にどの程度影響があるのか増田氏を選んだ方に聞いたところ、「借金倍」は4.1%と低い結果になりました。全体的には「やや影響する」が最も多く、「借金倍」は46.9%、「元東電社外取締役」は38.8%、「ファーストクラス」は51.0%という結果となりました。
(単一回答) N=31
鳥越氏は、「政策なし・知識なし・体力なし」の「三無候補」と揶揄されています。
また某週刊誌により、2002年に起こしたとされる女子学生の問題行動疑惑が報じられました。
そのようなメディアで取り上げられているネガティブイメージについて、投票にどの程度影響があるのか鳥越氏を選んだ方に聞いたところ、「三無候補」は38.7%、「女性問題」は32.3%が「どちらでもない」という結果となりました。
「女性問題」に至っては、「あまり影響しない」32.3%、「全く影響しない」が12.9%という結果となりました。