これだけ？簡単梅酒の作り方。シンプルなものからこだわりまで。

材料

• 青梅1キロ（梅・砂糖の種類については下記に）
• 氷砂糖 700グラム
• 焼酎（ホワイトリカー） 1.8リットル

作り方

• 1 青梅のへたをとって水洗い（果肉を傷つけないように注意）
• 青梅を水に浸してアクをとる
→もっと簡単に！という方は、最初から完熟梅を使うとアク抜きは必要ありません！
アク抜きの時に水に浸しすぎて失敗する…という場合もあるので完熟梅の方がいいかも？

• 3 キッチンペーパーで水気をふき取る（果肉を傷つけないように注意）
• 4 瓶の中に、梅、氷砂糖、梅、氷砂糖…と交互になる様に入れていく。
• 5 ホワイトリカーを注ぐ
• 6 蓋をして、熟成するまで待つ。（保存場所については下記に）

大体2〜3ヶ月くらいで自家製梅酒の出来上がり！

梅酒の主役は勿論、梅！
日本酒の味の決め手がお米である様に、梅にこだわればあなたの梅酒はもっと美味しくなります！

梅酒にはどんなお砂糖を使えばいいのでしょうか？という事ですが…
使う砂糖によって、梅酒の味に違いが出てきます。

• 氷砂糖…すっきりとした上品な甘みのある梅酒に仕上がります。
• グラニュー糖…氷砂糖に比べて甘みが強いです。
• ザラメ・黒砂糖…ちょっとアクがありますが、独特の風味が楽しめます。

一般的には氷砂糖がいいとされていますが、いろいろ試してみてはいかがでしょうか？

砂糖を入れるのは、甘さを出す事も勿論ですが、梅のエキスを抽出するという目的もあります。
砂糖を入れなくても、梅酒はできますが、その点を気をつけましょう。
また、砂糖を使わずに、はちみつを使って梅酒をつくるという事もできますが、はちみつは溶けにくいので、 梅を漬け込んだ瓶を、2週間くらい毎日1回ゆすってよく混ぜる事が必要です。

「市販の梅酒は甘すぎて（酢っぱすぎて）…」と思っているあなた。
自家製の梅酒は砂糖の量で甘さを調節する事ができます。
そこで、甘さの目安を表にしてみました。
梅1キロ・焼酎1.8リットルに対して…

• ・1kg以上…超甘口
• ・800g〜1kg…甘口
• ・600g〜800g…標準的な甘さ
• ・400g〜600g…酸っぱめ
• ・200g〜400g…超酸っぱめ

※くれぐれも砂糖を入れすぎないように注意です。砂糖を入れすぎると、もう修正できません。
あまり梅酒を作ったことがないという方は、甘さ控えめに作って、甘さが足りない時は飲む時に ガムシロップなどで補う位の気持ちで最初は作ると良いでしょう。

口が広く、蓋がちゃんと閉まるもの。中の様子が一目でわかるものを選びましょう。
大きさは、梅1kgの梅酒を作る時には、4リットル位の容量がある容器が必要です。

梅は常温でも保管できますので、直射日光が当たらないで、高温多湿な部屋でなければとりあえずは大丈夫ですが、 家の中で出来るだけ涼しい場所で保管しておいたほうがいいでしょう。