「父の日」についてメンバーと話してみませんか?
20世紀の初めに、アメリカ人少女が、亡き母に感謝する日を創ろうと「母を偲ぶ会」を開きカーネーションをくばったのが「母の日」の始まりです。
日本には、明治の末に伝わり、お母さんの愛に感謝する日として定着しました。
年中行事の一つとして十分に認知されている「母の日」には、全国各地で様々なイベントが開催されています。
その一方で、「父の日」と言うのは「母の日」と違って影が薄い印象があります。
家族から「父の日」にプレゼントをもらったお父さんは少ないのではないでしょうか?
しかし、アメリカで父の日はファーザーズディとして知られており、ショップで大々的にセールが行われるなど、多くのイベントが開催されています。
「父の日」の発祥地は、母の日と同じアメリカです。
父子家庭に育ったアメリカ人女性が、「母の日があるなら父に感謝する日も必要だ」として提唱したことから始まりました。
日本では1980年頃に浸透し、お父さんが健在している場合には赤いバラ、亡くなっている場合には、白いバラを贈るとされています。
一昔前は、お父さんへの感謝のプレゼントとして、お風呂での背中を流すことや、肩たたき券を発行して肩をもみほぐす、なんてものもありました。
ここ最近のプレゼントのベスト5を見てみますと、1位はネクタイ、2位はハンカチ、3位は財布、4位はセーター、シャツなどの用品、5位はタバコです。
タバコに代わってウイスキーやビールなどの酒飲料をプレゼントするケースも多く、スマホが登場するまでは携帯用のストラップも人気でした。
また、心のこもった手作りプレゼントもオススメです。
職場などで使える、おしゃれな手作りペンスタンドなどは、お父さんが職場で仕事を頑張るパワーの源になるのではないでしょうか。
「父の日」のお弁当や夜のおつまみを、子どもと一緒に作るとか、子どもが描いたお父さんの似顔絵などを贈るのもいいでしょう。
「プレゼントを贈りたいけど、作る時間も買う時間もない」という人もいるのではないでしょうか。 そんな時は、お父さんの仕事の話を聞くのはどうでしょうか? 普段あまり機会のないお父さんの仕事内容や仕事への取り組み方を聞くことで、お父さんへの感謝の気持ちがより一層強まるかもしれませんよ。