「便秘」についてメンバーと話してみませんか?
そもそも便秘とは、1日1回の排便のリズムが崩れ、腸内に便が長期間溜まってしまい、排便されずにドンドンと腐敗していき腸内環境を悪化させていくものです。
ですから、早めの便秘解消が必要です。
特に朝から便秘状態になると、憂鬱な気分で1日を過ごすことになり、精神的にもダメージを与えます。
便秘になると悪玉菌が増えてしまい、体に悪い発ガン物質やアンモニアなどの有害物質を発生させてしまうため、体の不調へと繋がってしまいます。
また、腸は免疫機能の約70%が存在しており「第2の脳」とも呼ばれ、更に現代では、腸磨きは女性磨きと言われているほど、美・健康に与える影響が大きいので、便秘を早めに解消することが大事です。
よく腸内環境を整える食品として、食物繊維と乳製品に含まれる乳酸菌を多く摂るようにと言われていますが、それは善玉菌を増やす働きがあるからです。
乳酸菌飲料やヨーグルトなどに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内にもともと存在している善玉菌です。
また野菜や乳製品、豆類に含まれるオリゴ糖(大豆オリゴ糖等)は、ビフィズス菌のエサとなり、数を増やしくれます。
近年では、食物繊維と乳酸菌(ビフィズス菌)を別々に摂取すると働きが弱いと言われており、一緒に摂ることにより菌が活発に働き、便秘解消に大いに役立つと言われています。
便秘の原因の1つに運動不足があります。運動不足になると、腸のぜん動運動がうまく行われなくなるからです。
ですから運動やお腹周辺のマッサージをすることで、腸が刺激され、ぜん動運動が促され便秘解消に繋がります。
私がやっていた便秘解消のマッサージ方法としては、お腹に手のひらを当て、時計まわりに「の」の字を書くようにやさしくマッサージを10~20回を目安に毎日行うものです。
また腸の名医のオススメの「大腸もみ」は右手を腰骨に、左手は肋骨の下を心地良い強さで数回揉むことで刺激を与えます。
特に入浴中に行うと腸のぜん動運動が活発になりやすくなりますので、便秘解消に役立ちます。
日常の生活の中で便意が来て、すぐにトイレへ行ける状態ならば問題ないのですが、なかなか行けずに我慢してしまう人が多いのが現状です。
しかし我慢を続けていると、そのうちに便意の信号さえも感じなくなってしまい、便秘に繋がってしまいます。
ですからトイレの時間帯を決めて、排便のリズムをつくることが便秘解消になります。
同じ行動を毎日繰り返し習慣づけると体や脳も順応していき、その行動が当たり前になってきます。
排便に適しているのは朝だと言われていますが、自分の行動パターンを考えて習慣づけることがなによりも大切です。
私が実際行っている便秘解消の1つは、青汁とはちみつをヨーグルトに混ぜて食べることです。
青汁は食物繊維がたっぷりで、はちみつにはオリゴ糖が含まれています。
毎日夕食後30分おいてから食べるようにしています。
次の日の朝、以前よりお通じが良くなり、便秘解消に繋がったようで現在も続けています。
まずは自分にあった便秘解消法を見つけることが大切です。