「七夕」についてメンバーと話してみませんか?
七夕。ハロウィンなんかよりもずっと昔から日本で親しまれているこのお祭り。
だけど、七夕には知っている様で知らない事がいっぱいあるのです。
例えば、なぜ七夕飾りを笹に飾るのか?という事をどれだけの方がご存知でしょうか?
七夕。ハロウィンなんかよりもずっと昔から日本で親しまれているこのお祭り。
だけど、七夕には知っている様で知らない事がいっぱいあるのです。
例えば、なぜ七夕飾りを笹に飾るのか?という事をどれだけの方がご存知でしょうか?
笹は冬でも青々としている事から、生命力が高く邪気を払う植物として昔から大事にされてきました。
また、天に向かってまっすぐ伸びる笹に願い事を書いた短冊をつけると、織姫・彦星に届けてくれると考えられていた様です。
さらには、笹の葉に飾る飾り付けにも同様にそれぞれ意味が込められています。
文字だけだと、イメージが沸かないと思いますので。
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童謡「たなばたさま」は何度も歌ったかと思うのですが、その意味、ご存知でしょうか?
作詞:権藤はなよ 作曲:下総皖一
ささのはさらさらのきばにゆれる
おほしさまきらきらきんぎんすなご
ごしきのたんざくわたしがかいた
おほしさまきらきらそらからみてる
例えば、「のきばにゆれる」の、のきばは、軒端。つまり、軒のあたりという意味。
「きんぎんすなご」の「きんぎん」は、夜空で輝いている星が金や銀に見える。
「すなご」は天の川を本当に川に見立てて周囲の星を砂に見立てて書かれたのです。
そして「ごしきのたんざく」の「五色(ごしき)」とは、中国の陰陽道から生まれた自然を表す「五行説」に因んだもので、「青」・「赤」・「黄」・「白」・「黒」が使われていました。
それぞれ、青が緑の「木行」、赤は炎の「火行」、黄は大地の「土行」、白は土に埋まっている金属の材料となる鉱物の「金行」、黒は命を育む水の「水行」を表しています。
童謡には、深い意味が隠されていたんですね。