近年、健康と美しさをサポートする「スーパーフルーツ」が話題になっています。
スーパーフルーツとは、一般に人に不可欠なビタミン・ミネラルなどの栄養素と強い抗酸化作用の成分が含まれている野菜や果物のことを言います。
代表的なものはビルベリー、アセロラ、キウイ、アサイー、クコの実、カムカム、ピタヤなどがあります。
そして今注目を浴びているのが、スーパーフルーツの王様と云われている「マキベリー」です。
マキベリーは、優れた抗酸化力により、有害な活性酸素（細胞を傷つける、老化を早める、免疫系に悪影響を与える等）から体を守ってくれます。
マキベリーは、ホルトノキ科植物のマキの果実で、チリのパタゴニア地方に自生する野生植物です。
人工的な栽培はされていない為、数も少なく希少なフルーツです。
果実は深い紫色をしており、アントシアニン（ポリフェノールの一種）が豊富に含まれていることから、別名「パタゴニアン・ブルーベリー」とも呼ばれています。
マキベリーは、スーパーフルーツのなかでも「ORAC値」が圧倒的な最高レベルを誇っています。
「ORAC値」とは、どの程度の抗酸化力が食品に含まれているのかを表すもので、数値が高ければ、活性酵素の吸収能力が高く抗酸化力に優れていることになります。
主にビタミン類（ビタミンC等）・ミネラル、鉄分、カルシウム、アントシアニンなどが豊富に含まれており、とても栄養価の高い果実です。
特にアントシアニンが非常に豊富で、しかも8種類の構造の異なるアントシアニン（デルフィニジン、シアニジン等）が含まれています。
その中でも特に優れた抗酸化力をもっているのが「デルフィニジン」で、マキベリーにもっとも多く含まれている成分だと言われています。
主に眼精疲労の回復、血行促進、生活習慣病予防、便秘解消、有害な活性酸素を抑える、免疫力アップ、炎症抑制、老化防止、美肌・美白効果、肥満抑制、抗がん作用、生活習慣病予防、アンチエイジング効果などがあります。
健康面では、特に優れた抗酸化力をもつデルフィニジン（アントシアニジンの一種）が豊富に含まれていることから体の内側からの老化防止、生活習慣病予防、心血管疾患予防、神経変性疾患予防、抗炎症作用などがあります。
また血行促進作用があるため、足の冷えや肩こりなどが緩和されます。
特にアントシアニンは、目に良いと言われている成分ですので、眼精疲労の回復や視力低下の予防にも役立ちます。
美容面では、有害な活性酸素を抑える働きがありますので、シミ・シワやたるみなどの老化防止などアンチエイジング効果があります。
他にも腸内環境の改善による便秘解消、内臓脂肪や血液中の脂肪の蓄積をおさえてくれるのでダイエットにも効果的です。
最近スーパーフードとして注目されているヘンプシードオイルですが、このオイルの原料となるのは大麻になります。