みんプロレポート vol.14

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@ばんすけさんのお話を聞きながらいろいろな方向へ目をやる取材陣が注目したのは「夫婦猫」とそのお話でした。さらには一つの大きなパネルも。
もう日に灼けてだいぶ印刷が薄くなってしまったパネルには「大賞」のステッカーが貼ってあります。「声出して読んでいいですか?」と事務局の一人が問いかけ読み始めると、一同引き付けられずにはいられませんでした。

@ばんすけさんと招き猫の写真とパネルの写真

「私がその猫をもらったのは、四年前の夏でした。とっても好きな人ができて、でも彼は六歳年下の学生さんで、あきらめなきゃと思い始めた頃、その驚きのプレゼントが届いたのです。確かに、旅行のお土産にまねき猫をリクエストしたのは私でしたけれど、彼からのそれは、初めて見る「夫婦猫」だったのです。もちろんその素敵なカップル猫は私の宝物となり、狭い部屋の一番目立つ所、テレビの上に置かれました。
すると、猫たちはたちまち威力を発揮し、彼はその部屋を訪れるようになったのです。幸せいっぱいの毎日、しかし不幸は突然起こりました。二人で家に帰ると、なんと猫が粉々になっているのです!地震が、彼らをフローリングに叩きつけたのでした。号泣する私に驚いた彼は、接着剤を片手に手術を始め、猫達は見事回復!少し穴は開いたけれど、一生大事にすることを誓い、安全な場所に引越しさせました。そして、1年半前、彼と私も「夫婦人間」になりました。」

感激。そして涙、涙、涙。
取材陣一同、一大コレクションの取材として訪れたお宅で、突然こんな素敵なエピソードを聞くことができた偶然に本当に胸がいっぱいになりました。
大挙するまねき猫たちを目の当たりにして「圧倒」されなかった、その訳は@ばんすけさんのとても素敵な心が呼び寄せた猫たちが、温かく迎え入れてくれたからだったのかもしれない、そう思うのです。

@ばんすけさんと招き猫の写真

@ばんすけさんは夫婦猫的ご結婚の年から始まった「寿新聞」なる年賀状を今でも毎年発行(?)しているそうです。拝見すると、その年ごとのご家族の出来事を新聞のように編集してありこちらもなかなかの見応えでした。
たくさんのまねき猫がある、文字通りの想定で伺った取材で思いがけない素敵なお話やお人柄に触れて、帰りがてらに「みんプロやってて、よかった!」心底そう思える取材でした。
全員のメンバーさんには会えないかもしれません。でもWEBを通して、こんな風に温かくサイトを訪れてくださる皆さんがいることをこの取材で改めて受け止めて、一層温かい気持ちになりました。

寿新聞の写真

取材に応じてくださったまねき猫のコレクターの@ばんすけさん、ありがとうございました。
いつもみんプロを応援してくださって、そしてこの記事を読んでくださった方もありがとうございます。

招き猫の写真

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