みんプロレポート vol.18

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⑩ 三春の里 四季彩(三春町)

ツアーの様子の写真

福島ツアーの最後に、みんプロメンバーたちは、三春の里 四季彩で、精進料理をいただきました。三春名物の三角揚げをはじめ福島の食材をふんだんに使ったお料理でした。

【メンバーコメント】
  • 自然豊かな福島の土地で味わうお料理がとても美味しかったです。
  • いろいろなお豆腐料理はヘルシーでとても美味しかったです。併設の道の駅で福島の美味しいものがいろいろ買えて良かったです。
  • 地元の野菜を購入しました。水車があり、のどかな雰囲気で良かったです。ご飯もおいしかったです。今回訪問したすべての場所で、白米がおいしかったです。
  • 体に良さそうな料理で豪華で美味しかったです。三春でしか買えないお土産も買うことができて良かったです。
  • 精進料理が意外とボリュームがあり、本当においしく頂きました。福島のお野菜も買えて嬉しかったです。ごちそうさまでした。
  • 気持ちのいい場所で、施設の中に温泉があって入りたかったです。お食事は油揚げが美味しくて、お米も美味しくて、福島ってやっぱりいいところだなと思いました。
  • ボリュームたっぷりの手づくり昼食をいただきました。水車や茅葺屋根のお茶屋さんも目に入り、のんびりとした田舎のあたたかい風情が味わえました。直売所ではかさばる野菜までは買うことができなかったものの、もち米やお菓子などの地元のものを購入することができました。再度こちらを訪れるならお茶屋さんでのおやつ、温泉にも寄りたいです。

福島ツアーを終えて・・・みんプロメンバーからコメントをいただきました。

福島産の食材について

ツアーの様子の写真

  • 食については本当に安全だと言うことを伝えたいです。本当に美味しい福島の食材を、たくさんの方たちに味わってもらいたいです。
  • 口コミという手段で福島のお米の美味しさを、インフルエンサーを通したサンプリングで伝えたらどうかと思いました。「復興米」という名前にしたりして、カワイイパッケージ(AKOMEYAさんのようなパッケージや福島のイラストレーターさんにお願いしたり)で安全性を伝えながら食べてもらうのが良いのではないかと思います。また、東京で福島の食べ物のお料理教室などが開催されると良いと思いました。
  • お米の検査をやっていて、それも全部です。数値ではっきりわかるのでこれは安全だとわかりました。安全だから、安心して食べられるというのをもっとアピールしていかなければならないと思いました。家での食を担当しているのは主婦の私なので、子どもを持つ私たちくらいの年代に伝わるようにしていってくれればと思っています。
  • 福島の米は一袋ごとに検査をして福島以上に安全な物はないとみんなに伝えるべきだと思いました。
  • 例えばお米の全量全袋検査。知らない人も多いと思います。もっともっと安全性をアピールしてほしいと思いました。また、夜の果樹園のような独自のイベントをもっと増やすと、人々を距離だけでなく気持ちの上でもより福島に近づけ得ると思いました。
  • すべて検査をしているのに安全と安心は違うといわれていることは悔しいと思います。お米も魚も野菜も肉もとても美味しかったです。その場所に行って美味しかったという話をするのが一番なのではと思います。お米の全量全袋検査の件はとても反響があったのでもっともっと発信していけたらいいなと思っています。
  • 「ふくしま農家の夢ワイン」の関さんも仰っていましたし、友人からも聞いたことのある「放射能は食品リスクの中で管理しやすいリスクである」という考え方にのっとって、「ネガティブな情報も隠すことなく発信しつづける」ことで消費者から理解と信頼を得るというのが、最善だと思っています。「食品に含まれる放射性物質量と安全性」についてフォーカスするのではなく、(安全性については基準値以下であるとの前提の上で)それよりも「商品としていかに魅力的であるか」「いかに魅力的な商品があるか」つまり、「とても美味しい!」「福島県ならでは!」「食べてみたい!」と思ってもらうことにフォーカスしておすすめすることが良いと考えます。そしてSNSを活用した情報の拡散も現代は必須だと感じています。

ツアー全体について

  • 福島の現状を実際に知ることが出来ました。この体験は私の人生のなかでもとても貴重な体験で特別感がありました。微力ですが自分が福島で学んだことを伝えていきたいです。
  • 本当に参加して良かったです。テレビやインターネットを見て、知識を得るのとは本当に違って「百聞は一見にしかず」本当にその通りです。個人では見ることが難しい場所に行くことも出来ましたし、現地の方から直接お話を聞いて、応援したい気持ちがとても高まりました。この取り組みを継続し、発展して欲しいです。復興庁の活躍も初めて感じ、私たち一般の人からは何をやっているのかまったく分からなかった復興庁が身近に感じられました。ぜひぜひ一般の人と被災地を結ぶ力になって欲しいです。
  • ニュースで福島の事があまり流れなくなったので、特に気にしていませんでした。実際に福島に行ってみると、まだ取り壊す予定の建物があり驚きました。お米は、全部検査をしていたことなど私が知らないだけで、これが現実なんだと思いました。スマホで、今では簡単にいろんなことを見たりすることが出来ますが、実際見に行って感じないとわからないことがある!とこの歳で本当に思いました。自分の子どもにはもちろん伝えたいし、今度は家族旅行で行ってみようと思いました。私たちのツアー後、また豪雨などで被害があったとニュースで見ました。他人ごととは思わず、私たちができること、を見つけて貢献しなければと思いました。これは、私たちの義務だと思いました。今回は、参加できて本当に良かったです。
  • とても充実したツアーでした。知らなかったことも多くあり、たくさんのことを学ばせて頂きました。また、単に観光旅行で行ったのでは体験できなかったこともいろいろ企画してくださり、感謝しています。せっかくのこの体験を身近な友人などをはじめ、できるだけ多くの人々に伝えたいと思いました。本当にありがとうございました。
  • 震災の話を聞くだけではなく、今の福島を感じるイベントや食べ物を体験することができてよかったです。地震のすぐ後でも動き出した夢ワインさんとか東北親父さんたちは違うなと思わされました。忘れないでいなければいけない場所も教えていただけたし、未来を感じる素敵な場所も教えていただけたので、近いうちに誰かをつれてまた行こうと思っています。
  • このツアーに企画会議の段階から参加させていただきましたこと、本当に感謝しています。東北は、私の様な関西人にとっては身近な地域とは言い難く、東北産の農産物などもよく見かけるわけではありません。訪れた経験も、私は高校の修学旅行の1回のみ。東北のあの震災、原発事故、そしてその後も度々自然災害が襲い、胸を痛めながらも実際に現地へ赴く機会はそうは作れませんでした。そして私の周りにも同じように「何ができるかわからなくてもどかしいけれど東北を応援したい」という友人は大勢。食品と放射性物質についての話題は取り扱いがデリケートな面がありますが、ツアー日までに個人的に10名ほどの友人知人にどう考えているか、個別に率直な考えを聞かせてもらったりも致しました。(ご家族が福島県内の市役所にお勤めの人も。)「幼児がいたりすればあえて不安要素を選ばないし、逆に関西在住者があえて福島県産を選ぶというのはリスクが高まることになるわけですが、自分はもう子育て期ではないのであえて応援のために東北産のものを選んでいる。どこの国の食品を買うか、などと同様に、リスクに対する自分の考え方で消費者が商品を選ぶ自由がある」こんなスタンスが多いように思いました。そして、「国や東電の発する情報への不信感」こそが「何を信じればよいかが分からない不安」を生んでいるのは共通意見でした。言うまでもなく、福島は天災だけではなく原発事故で、本当に複雑な苦しみが県民に与えられることになりました。ちょうど今回のツアーの前後に、また福島県が台風の大きな被害を受けてしまい、その上、除染廃棄物の流出がまたもや発生したことにやるせない憤りと失望を感じました。このようなことが起こるたびに、せっかくの生産者サイドの努力が脅かされ、本当につらい思いです。東北の津波でいまだに行方不明のまま方々が大勢いると私が知ったのは、三陸を毎年訪れアート活動をしている知人からであるように、伝えようとする個人の活動は無駄ではなく、1人1人の行動が誰かの救いとなりえます。希望に、後ろ盾に。'参加型'は自分の目で確かめることができて究極に'自分ごと化'できるモデルケースなので、そのために'面白いこと・美味しいもの・映える商品'があることもやはり鍵だと思います。

3回にわたってお送りしました「ママが行く!福島ツアーレポート」。お読みくださりありがとうございました。みんプロメンバーが感じた福島の「今」をお届けすることで、福島に興味を持ち、訪れる方が少しでも増えたらと思っています。

今回の福島ツアーの様子は、こちらのページでもご紹介しています。

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