メンバーコメント
説明者 現在の福島県の放射線の状況は、海外の主要都市とほぼ変わらない数値になっています。わたしの自宅の近所にスーパーがありまして、昨日は2個ほど福島の桃をいただきました。説明している私自身も食べていることも一言付け加えさせていただきたく思います。
みんプロメンバー 事故当時は、テレビで毎日見ていたのでそれなりに知識があったと思うのですが、今は忘れてしまっていますね。
竝木さん 福島県内には帰還困難区域が存在しているのは事実です。津島エリアには今もバリケードがあります。実際に目で確かめていただきたいと思います。有名か分かりませんが、浪江には大堀相馬焼というのがありまして、ここの焼き物が並んでいる地域も、まだ建物が解体されないで残っているので、実際に見ると少し辛い思いをすることがあるかもしれませんが、これも福島に残された現実でもあります。しかし現地には非常に元気に暮らすおじいちゃん、おばあちゃんも沢山いらっしゃいます。
複数の候補地の中から、ディスカッションを経て選ばれた訪問先と、メンバーコメントをご紹介します。
●請戸~大平山 ●街中散策 ●O CAFE
■請戸漁港
請戸漁港は浪江の産業の中心地でしたが、東日本大震災で漁港や市場、関連工場等がは消失してしまいました。2019年~2020年完成を目指して、防波堤、臨港道路の工事が進められています。
■大平山霊園
震災当時、津波から逃れた方々が身を寄せた場所です。
2015年3月、その地に「浪江町営大平山霊園」が完成しました。津波で流失した沿岸部400世帯分の墓地がこの霊園に納められました。
■O CAFE
避難している人が浪江に自宅を見に戻ってきたりした時に、ふらっと立ち寄れる場所があったらと考え、O CAFEというスペースが作られました。
浪江町の中の様子は、なんとなくゴーストタウン化しているように見えるかもしれませんが、飲食店なども少しずつ増えてきたりしながら、人の流れが前よりできてきました。
メンバーコメント
みんプロメンバー お話を聞いていたら全部行きたい感じですが、やはり浪江町は行ってみたいですね。
竝木さん それは、どういう思いですか?
みんプロメンバー 震災の被害も大きく、今後さらに復興していただきたい場所だと思うので、その現状を知りたいです。復興に取り組む皆さんの生き生きとした様子を知ることができたら、うれしいかなと思いました。
みんプロメンバー わたしも行けるなら全て行きたいですが、浪江町の小林奈保子さんにお話を伺いたいです。