みんプロレポート vol.16

食品のアンケート・モニター等の募集TOP > みんプロ編集部 > みんプロレポート vol.16 風評の払拭に向けて、知って!食べて!行こう!福島 ママが行く!福島ツアー企画会議レポート
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  • Vol.016
福島の食を知る~生産農家さんに会いに行く~
二本松「ななくさ農園」

ふくしま農家の夢ワインに立ち寄り、
ななくさ農園に

二本松の「ななくさ農園」ですが、オーナーの関さんは震災前には公務員をされていたそうですが、辞めて農業に従事するために移住されたそうです。
農業を始めて5年ほどで震災に遭われて復興や風評被害含め非常に苦労されてきました。関さんは野菜だけでなく、ワイナリーも始めたりしていて新しい農業のカタチも見ていただけるのではないかと思います。発想も面白くて、ワインのほかに地ビールなども作っています。

メンバーコメント

みんプロメンバー 福島の明るい面だけでなく、現在抱えている問題みたいなことをきちんと知りたいという思いがあります。わたしの周りでも、福島出身の友人と「家族」や「食」の話は、なんとなくタブーになっているんです。福島の皆さんは、ご家庭のダメージもあったと思いますし、見えないものに対する不安も大きかったと思うんです。もちろん、楽しそうな部分や美味しい食をいっぱい伝えていきたいとは思っていますが、福島の皆さんが抱える問題も知りたいという気持ちがあります。

会議の様子の写真

福島の食を知る~7年連続日本一!日本酒造りに対する想いを聞く~
郡山「仁井田本家」

店主のお話  蔵見学、試飲

福島県は日本酒の産地で、大吟醸酒で7年連続の日本酒日本一、金賞を取っています。その中でも「仁井田本家」さんは、自然酒という…要は化学薬品を一切使わず、自然のお米、自然の水だけで作るお酒をつくっています。

300年以上続いている酒蔵で、自然栽培のお米とわき水と井戸水を原料としています。原発事故による放射線が心配で、自分の田んぼの中も被爆したんじゃないかとの思いがありました。放射能汚染の不安を払拭するよう化学合成物質を使用しての栽培を勧められたこともありましたが、信念を曲げてまで再開するなどはできず、300年の歴史を捨ててでも、自分の手でここを閉めなければならないと思ったそうです。しかし実際には幸い放射線の影響は計測されず、大切な水源を守り、米づくりについても学びながら酒造りに邁進されています。

メンバーコメント

みんプロメンバー お酒が好きなので行きたいです。

熊坂さん 「仁井田本家」さんは酒蔵としても有名ですが、里山の中のぽっかりとした空間になっていて、田んぼに囲まれた風景がとても素晴らしいです。最近では感謝祭というのが行われて3,000人位集まりましたし、首都圏からもツアーが組まれるほど大人気の酒蔵さんなんです。

竝木さん 試飲していただいたり、スイーツをお買い求めいただいたりできますね。

企画会議を終えて・・・
みんプロメンバーから福島ツアーに向けた思いをコメントいただきました。

  • 震災がもたらした、地元に暮らす方々への影響と現在の生活を知りたい。
  • 正直、福島県産の食べ物が安全なのかどうか不安は多少あります。
    なので今回を機にその風評被害が間違っているかどうかを発信できたらと思います。
  • 東京にいる私たちが福島のみなさんのためにできる事って何なのか、
    福島の方々が私たちに望んでいることがあるのか知りたい。
  • 現地で復興に励んでいる方の姿を見て、復興を応援する自分の気持ちを高めたいと思う。

会議の様子の写真

福島ツアー開催は10月23日、24日です。
ツアーの取材レポートは11月にTOKYO FM、RETRIPのウェブサイトにて掲載予定です。
メールマガジンでお知らせいたします。それでは行ってまいります!!

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